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せきが出ている男性
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アナフィラキシーショックを起こしたら早急に病院へ!

アナフィラキシーショックは誰にでも起こりうる現象で、特にアレルギー体質の人は注意する必要があります。
アナフィラキシーショックは蜂に刺されたり、食べ物により発症することが多く、発症すると器官収縮による呼吸困難、血管浮腫、じんましんなどの症状が出て血圧低下や意識障害を引き起こします。
最悪の場合死亡に至ることが分かっています。

初期症状としてはのどが詰まった感じがしたり手足のしびれや腹痛、胸部の不快感や耳鳴りなどがあります。
また、自覚症状が無くてもまぶたやくちびるの腫れ、止まらない咳やくしゃみなどの症状が突然現れたときも注意が必要です。

アナフィラキシーショックの原因は食べ物が最も多いのが特徴です。
小麦やそば、牛乳やナッツ類などが多く、年齢や性別に関係無く発症します。
それらの食品を直接摂取しなくても、料理に使われていたり、調理器具に付着していただけでも発症することがあります。
じんましんを経験したことがある人は病院でアレルギー試験をして反応があるものを自覚しておくことが大切です。

次に多いのが蜂や蚊などの昆虫に刺されてしまったために発症するケースです。
特に蜂が原因のことが多く、統計では年間に50人前後の人が亡くなっています。
一般的な注意として蜂が多い森や川付近に行くときは夏でも長袖、長ズボンを着用することと、蜂は黒いものを目掛けて攻撃してくる習性があるので、明るい色の服を着るようにしましょう。
また、蜂に刺されてアナフィラキシーショックを発症した人は頭を刺されていることが多いです。
髪の毛の色も黒なので、山林に出かける時は帽子も忘れずに被るようにしましょう。

体調やショックが起きた原因にもよりますが、一般的なアナフィラキシーショックの場合は、原因となったアレルゲンに接してから5分から10分程度で症状が現れることが多く、早い場合は数秒で体調変化が始まります。
アナフィラキシーショックの治療には1分1秒を争うので、原因について思い当たることがある場合は急いで病院に行くことが重要です。

ステロイド薬を打たなければ最悪死ぬこともある

アナフィラキシーショックを発症したらすぐに病院に行かなければなりませんが、自覚症状が出始めた初期の段階以外なら救急車を呼ぶことが必要です。
そして、救急車が来るまでの間は足を高くして、吐しゃ物でのどが詰まらないように頭を横にして仰向けで寝かせておくことが大切です。
呼吸が止まらないように注意することと、意識があるかを常に確認しておくことを心がけましょう。

救急車が来たら症状を伝えると共に原因を説明する必要がありますが、原因が分からない場合は考えられることを全て説明しておくことが適切な治療に結びつきます。

アナフィラキシーショックによる死亡は発症してから2時間以内が最も多く、呼吸困難による酸素欠乏と血圧低下、不整脈による心停止が原因です。
最優先されるべき治療は即効性のあるアドレナリンとステロイドの投与です。
アドレナリンには心臓を刺激して心拍を高め、血管を刺激しする作用があります。
また、気管支を拡張したり肝臓を刺激してグリコーゲン分解による血糖値上昇作用も確認されている成分です。

ステロイドは抗炎症作用があるので塗り薬などによく使われています。
大量に使用することで抗アレルギー免疫抑制作用を示し、急性循環器不全やショック状態を改善する効果があり、投与が遅くなると最悪の結果を招いてしまうこともあります。
また、一旦アナフィラキシーショックの治療を受けて症状が改善した後に、再びアナフィラキシーショック症状が現れることがあります。
これを二相正反応と呼び、ステロイドはこの抑制に非常に効果があることが確認されています。

一度でもアナフィラキシーショックを発症したことがある人、またはアレルギー試験で特定の食品に対するアレルギー反応が高い人は、アドレナリン自己注射薬を医師から処方してもらい常に携帯しておくことが大切です。